展覧会

生誕100年記念 グラフィックデザイナー 野口久光の世界



1930年~50年代、フランス映画全盛の時代に芸術的なポスターでその魅力を日本に伝えた野口久光。 本展では生誕100年を記念して約60点のフランス映画ポスターを中心に東京美術学校(現東京芸術大学)の卒業制作作品、映画スターのデッサン等を紹介し、グラフィックデザイナー野口久光の果たした役割を再確認していきます。

開館時間 :
10:00~18:00(入館は17:30まで)
休 館 日 :
月曜日
出品点数 :
約60点、他関連の資料の展示
入 館 料 :
一般¥700、高大生¥500、小中生¥300 宿泊者無料
20名以上の団体は各¥100割引
主  催 :
ニューオータニ美術館
企画協力 :
NPO法人 古き良き文化を継承する会
後  援 :
在日フランス大使館
協  賛 :
東京ガス株式会社
協  力 :
財団法人 川喜多記念映画文化財団 北原照久コレクション
佐渡養順コレクション
監  修 :
根本隆一郎(NPO法人 古き良き文化を継承する会 代表)
図版制作年:1960年 

主な出品作品
  フランス映画のポスター 約60点
にんじん(1934年) ドン・キホーテ(1934年) 最後の億万長者(1935年) 別れの曲(1935年)
我等の仲間(1937年) ジェニィの家(1938年) 望 郷(1939年) わが父わが子(1951年)
肉体の悪魔(1952年) 天井桟敷の人々(1952年) 禁じられた遊び(1953年) フレンチ・カンカン(1955年)
赤い風船(1956年) 居酒屋(1956年) リラの門(1957年) モンパルナスの灯(1958年)
黒いオルフェ(1960年) 大人は判ってくれない(1960年) 等 *全て日本での公開年    
  東京美術学校卒業制作と雑誌の表紙画等のデザイン活動
東京美術学校卒業制作作品、映画ポスター原画「旅情」、本の装丁、雑誌デザイン、レコードジャケットデザイン、映画スターの肖像画デッサン、若き日の映画ノート等

   
   
     



野口久光略年表

1909年8月9日 栃木県宇都宮市に生まれる。
1933年 東京美術学校(現・東京芸術大学)工芸部図案科を卒業。
卒業制作作品7点が美校買上げとなる。
1933年11月 東和商事合資会社映画部・図案部に入社。
数多くのポスター制作を担当する。
1942年 映画臨戦体制により映画部の解散のためへ転出、上海へ。
1946年 上海より引き揚げ、新東宝株式会社にて映画プロデューサーとして手腕を発揮。
1951年 新発足した東和映画株式会社宣伝部へ入社。
1970年6月 東和株式会社を退社。この間、再び数多くの映画ポスターを手がける。
また、戦前から映画評論だけでなく、音楽評論にも健筆をふるい、ジャズ、ミュージカルにつても第一人者として活躍した。
1978年 永年の文化活動により紫綬褒章受勲。
1983年 勲四等旭日小綬章を受ける。
日米ジャズ、ミュージカルの橋渡し役の貢献から、ニューオリンズ名誉市民、ルイジアナ州クローリィ名誉市民に選ばれる。
1994年6月13日 死去。享年84歳

【著 書】
「素晴らしきかな映画」(晶文社)
「野口久光 ベストジャズ Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」(音楽之友社)
「私の愛した音楽・映画・舞台」(ミュージック・マガジン)
「想い出の名画」(文藝春秋)
「ミュージカルを楽しむ法」(晶文社)  等



図版については美術館までお問い合わせください。

 museum@newotani.co.jp